Kless Engine Ver.1.0 2026年7月31日公開 みんなの報告が、北海道のカメムシ対策を変える。

札幌市内でカメムシをよく見かける地域

札幌市内でカメムシを見かける地域

「最近、ベランダや窓ガラスにカメムシがやたらと付いている……」
「札幌に住み始めてから、秋になるとカメムシの目撃情報が多くて恐怖を感じる」
 ここ数年、札幌市内でもカメムシの大発生がニュースになり、悩まされている方が増えています
実は、札幌市内ならどこでも均一に発生しているわけではありません
カメムシが多く見られる地域には、明確な「ある共通点」が存在します
「自分の住んでいるエリアは大丈夫?」「なぜこの地域ばかりに集まるの?」と疑問に思いますよね
カメムシは特定の豊かな自然環境や、冬を越すための条件が揃った場所に集まる習性があるのです
 この記事では、札幌市内で特にカメムシの目撃情報が多い地域の特徴や、大量発生しやすいエリアの理由を詳しく解説します
さらに、その地域にお住まいの方が今すぐ実践できる「お家への侵入を防ぐ徹底対策」もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

緑豊かな山沿い・大規模な公園が近い地域(中央区・西区・南区など)

中央区だと円山西町や宮の森、境川、伏見
西区では福井、平和、西野
南区は石山、藤野、簾舞など山沿いの地域ではカメムシが多く発生しています
ただし、同じ地域でも非常に多いお宅や全然大丈夫!っていう家もあります
この違いについては別のコラムで書いているので参考にして下さい
(参考コラム:カメムシが集まりやすい家の条件とは?
家庭菜園やお花をたくさん植えているお宅ではカメムシの餌が豊富にあるため近寄ってきてしまいます

畑や河川敷、草むらが周囲に広がっている地域(北区・東区・白石区などの一部)

東区・白石区では豊平川だけでなく支流も多いですよね
豊平川の河川敷については意外と整備されているためカメムシの発生は少ないようです
しかし、支流の小さな川では川の両岸が立ち入れないほどの草が茂ってます
この大量の草むらはカメムシにとって雨風を防ぎ食料もたくさんある天国です
この草むらにずっと住んでいてくれれば良いのですが、秋になり気温が下がってくると温かい人家に集まってくるのです

都市部でも油断禁物!街灯や明るいマンションに集まる習性

最近の街灯やマンション・アパートで使用される入口灯はLEDライトを使用される事が多くなりました
しかし、古めのアパート等では蛍光灯や普通の電球が使用されている場合も多いです
カメムシは電球の明かりに集まる習性がありますがLED電球より普通の電球・蛍光灯が大好きです
夜間に電球の明かりに集まったカメムシはどうしても近寄った場所の近くに居残ってしまい、そこに温かい場所があれば「ラッキー!」とばかりに集まります

2. なぜその地域に?札幌でカメムシが大量発生する3つの理由

理由①:餌となる植物(果樹や雑草、樹木)が豊富にあるから

植物性の一般的なカメムシは針のような鋭い口(口吻)を植物に突き刺し、栄養のある汁(エキス)を吸って生きています
樹木の実や種子: スギやヒノキの球果(実)が好物です。これが山で大豊作になると、カメムシが大量発生する直接の原因になりますが北海道ではスギ・ヒノキがほとんど育ちません
しかし、札幌市ではスギ・ヒノキが無くとも周辺に豊富な餌の供給源となる山や整備が不足している公園など雑草が生い茂る場所がたくさんあります

理由②:冬を越すための「暖かく狭い隙間」を探し求めているから

カメムシは春~夏にかけて羽化して、9月頃になり気温が下がってくると越冬するために暖かい場所を探します
屋外では暖かく越冬に都合が良い狭い隙間がなかなか見つからないので、住宅に来て窓枠コーキングの隙間、外壁が割れている場所などに入り込みます
「最高の場所見つけた!」となると特殊な成分を発散して他のカメムシを呼ぶと言われています
そのため、網戸が破れていたり窓に隙間があったりすると室内にまで入ってきてしまいます

理由③:近年の「温暖化・猛暑」がカメムシの生存率を上げている

もちろん北海道でも温暖化はおきており、冬季間の平均気温は年々右肩上がりに上がっています
特に一番寒くなる2月の平均気温は2026年に過去最高気温となりました
これにより越冬に成功する成虫が増えてしまうことがカメムシの大量発生を生んでいる原因の一つです
猛暑も原因の一つで暑くなるとカメムシが活性化して産卵回数が増えると言われています
参考コラム:2026年は北海道でカメムシ大量発生の可能性が高い?

3. カメムシがよく出る地域の住民がやるべき「家への侵入対策」

わずか数ミリの隙間をブロック!サッシの隙間テープや屋外の通気口防虫ネット

カメムシは2mmの隙間でも侵入しますので、「これくらいならいいかな?」と考えずにしっかりと対策をとることが大切です
サッシではモヘアという毛?ブラシ?みたいなのが付いてますが、このモヘアがすり減って短くなったり、よじれて隙間ができていたりするとカメムシ侵入の入口になっている場合があります
通気口の防虫ネットについては防虫ネットが100円ショップ等でも売っていますのでそれらを使用してみては?

洗濯物を取り込む前の「目視チェック」と「はたき落とし」

カメムシが多く発生している時期は洗濯物を外干ししないというのもアリです
洗濯物としては白いシャツ等に付く事が多いですが、とりあえず取り込む前にちゃんとチェックして軽くパンパンとはたき落とししてから室内に持ち込むようにしましょう

窓やベランダにハーブを使った忌避剤をあらかじめ撒く

ハーブを使った簡単な忌避剤を自作して撒くのも効果があります
自作忌避剤の作り方は別のコラム(カメムシは本当に「害虫」なの?知られざる3つの実害と、実は味方(益虫)もいるカメムシの真実)にも掲載しましたので参考にして下さい

4. もし部屋に入ってきたら?絶対に臭わせないスマートな駆除法

部屋でカメムシを見つけた場合、虫が苦手な方だと絶望的な気持ちになりますよね?
しかし、そのままにしておくわけにはいかない!
絶対にやってはいけないのは
・ほうきとチリトリで捨てる
・掃除機で吸い込む
この2つはやめましょう
刺激してくさくなります
おすすめなのは
・瞬間冷却のカメムシ用殺虫剤で動かなくしてから外に捨てる
・カメムシホイホイで回収する
 ※カメムシが床にいるときはそっと紙などに誘導してカメムシホイホイにポトッと落とす

5. まとめ:地域の環境を知って、先回りのカメムシ対策を!

カメムシが多く発生する地域では先回りのカメムシ対策が大切です

①外壁や窓、窓の下などにカメムシの卵が無いかをチェックし、見かけたら早めに取り除きましょう
②サッシの隙間や通気口の防虫対策などできるだけ「侵入させない」対策を!
③家の周りに草むらがある場合は定期的な草刈りなども効果的
④家の入口灯や夜間に明かりが外に漏れる部屋の室内灯はできるだけLEDに変える

自身で対策できる事をしっかりやってみることが大事ですが、どうしてもカメムシが増えてお困りでしたら当社へご相談下さい